专利摘要:
入力から物品(B)を移動させるための第1のコンベヤ(90)と、第1のコンベヤに対して直線でないある角度に配置された、物品を出力へ移動させるための第2のコンベヤ(88)とを備える物品配列システム。この物品処理システムは、第1のコンベヤ(90)から第2のコンベヤ(88)へ物品を積み替えるための機構(30)を備える。この機構(30)は、第2のコンベヤへ積み替えられたときに、物品が、メータリングされた隣接するレーン(124a〜124f)内に配置されるような、第1のコンベヤによって運ばれた物品の再編成を容易にするように構築され、配置されており、第2のコンベヤ(88)によって運ばれる物品のメータリングされた隣接するレーンの数は、第1のコンベヤ(90)によって運ばれる物品の隣接するレーン(100、102)の数よりも大きい。
公开号:JP2011513161A
申请号:JP2010549797
申请日:2009-03-03
公开日:2011-04-28
发明作者:ジャン−クリストフ・ボネン;パスカル・マルタニ
申请人:ミードウエストヴェイコ・パッケージング・システムズ・エルエルシー;
IPC主号:B65G47-30
专利说明:

[0001] 本発明は、物品の包装および物品の処理の分野に関する。具体的には、本発明は、物品をメータリング(metering)し、集団化(grouping)し、整列させる(aligning)装置および方法に関する。ただしこれらに限定されるわけではない。]
背景技術

[0002] 包装分野では、缶、瓶などのさまざまなタイプの1次物品を、一連の物品をマルチパックとして一緒に含みまたは保持する2次パッケージ(カートン)に入れて包装することができる適合性のある機械およびサブアセンブリを提供することが求められている。いくつかのマルチパックまたはカートンを3次パッケージにコレート(collate)するために、このようなマルチパックを後続のサブアセンブリに渡すことが知られている。]
[0003] 経済的かつ効率的な包装のためには、包装された1次物品のスループットをできるだけ高くすること、および1次処理ライン、例えば瓶詰めラインの出力が、2次包装ラインの動作速度によって限定されないことを保証することが必要である。加えて、包装ラインの直線サイズおよび/または床面積、物品のタイプ、ならびに包装ラインが対応することができるカートンのタイプは、考慮すべき重要事項である。機械ラインをより速く動かすことができればより高いスループットを達成することができるが、カートンの操作が、運転速度を限定する複雑さを導入するときには、これが常に可能というわけではなく、運転速度がより高い場合にはしばしば、より大きな直線サイズを有する包装機械が必要となる。さらに、高速で運転すると、摩擦および熱によって機械の構成部品が摩耗、損傷することがある。これにより、包装機械、場合によっては瓶詰めライン全体の動作不能時間、ならびに機械の修理費用が生じることがある。]
[0004] したがって、機械の運転速度を単純に増大させる以外の方式で機械出力を最適化したほうが有利である。汎用型であり、1次処理ラインから出力された物品を受け取り、それらをさまざまな方式で操作することができる包装および処理アセンブリを提供することも望ましい。集団化された1次物品を2次包装カートンに包装することが知られている。集団化されたあるアレイ、例えば2×3アレイとして2次物品を生産する必要がある場合には一般に、6つの物品からなる集団が該アレイとして包装されるように、該物品をメータリングし、集団化し、次いで2次包装カートンを操作することができる包装機械が使用される。次いで、8つの物品からなる集団に集団化された物品を例えば2×4アレイとして包装するように変更する必要が生じた場合には、異なる配列の1次物品のメータリング、集団化および包装を達成することができるように、全く異なる包装機械が必要となるか、または、機械のある部品を交換するために、包装機械のかなりの動作不能時間が必要となる。動作不能時間は、処理ライン全体に影響を与える可能性があり、例えば瓶詰めラインにおける1次物品の生産を阻害する可能性がある。]
[0005] 知られている多くの機械は、1つのタイプのカートンだけしか包装することができず、瓶詰め工場では、異なるタイプのカートンを包装するために、複数の機械を使用することを余儀なくされることがある。それぞれの機械は、かなりの床面積をとり、その購入および運転に多額の費用がかかることがある。一般に、これらの機械はそれぞれ別々の物品インフィードを有する。さまざまな物品、カートンタイプおよびカートンサイズに対応するように適合させることができる包装機械を有することが望ましい。占有床面積を小さくするために、包装機械の直線サイズをできるだけ小さくすることも望ましい。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 本発明は、包装および物品処理の分野においていくつかの利点または改良を提供することを追求する。]
課題を解決するための手段

[0007] これに応じて、本発明の第1の態様は、入力から物品を移動させるための第1のコンベヤと、第1のコンベヤに対して直線でないある角度に配置された、物品を出力へ移動させるための第2のコンベヤとを備える物品配列システムであって、第1のコンベヤから第2のコンベヤへ物品を積み替えるための機構を備え、前記機構が、第2のコンベヤへ積み替えられたときに、物品が、メータリングされた隣接するレーン内に配置されるような、第1のコンベヤによって運ばれた物品の再編成を容易にするように構築され、配置されており、第2のコンベヤによって運ばれる物品のメータリングされた隣接するレーンの数が、第1のコンベヤによって運ばれる物品の隣接するレーンの数よりも大きい、物品配列システムを提供する。]
[0008] 好ましくは、物品を積み替える機構が、物品の配列された集団を第1の位置から第2の位置へ積み替えるために、物品を配列された集団としてリリース可能に把持するようにそれぞれが構築され、配置された1つまたは複数の要素を備え、前記要素がそれぞれ、前記第1の位置と前記第2の位置との間を可変の角速度で移動することができるような方式で、第1の位置と第2の位置との間を前記要素の他の要素に対して独立に移動可能である。]
[0009] 好ましくは、物品を積み替える機構が、横方向の物品の数と縦方向の物品の数がN×Wになるように配列された集団としていくつかの物品を持ち上げ、前記集団を、前記いくつかの物品が、横方向の物品の数と縦方向の物品がW×Nになるように配列された集団として前記第2のコンベヤ上に下ろされるような方式で、前記第2のコンベヤへ積み替え、操作するように動作可能であり、NおよびWがそれぞれ整数であり、WがNよりも大きい。よりいっそう好ましくは、N=2およびW=6である。]
[0010] 好ましくは、物品を積み替える前記機構の下流に、再配置機構が配置され、前記再配置機構が、1つまたは複数の物品を持ち上げ、配置しなおし、下ろし、それによって、前記第2のコンベヤによって運ばれる、より多くのメータリングされた隣接するレーン内に配置された前記物品を再配置して、異なる配列を有する物品の出行ストリームを形成するように動作可能である。この異なる配列は、物品を積み替える機構によって決定された物品の最初の配列と比べて異なっている。]
[0011] 第2の態様によれば、本発明は、物品を積み替えるための積み替え装置または機構であって、物品の配列された集団を第1の位置から第2の位置へ積み替えるために、物品を配列された集団としてリリース可能に把持するようにそれぞれが構築され、配置された1つまたは複数の要素を備え、前記要素がそれぞれ、前記第1の位置と前記第2の位置との間を可変の角速度で移動することができるような方式で、第1の位置と第2の位置との間を前記要素の他の要素に対して独立に移動可能である、積み替え装置または機構を提供する。好ましくは、それらの複数の要素が、積み替え装置の中心軸を軸に回転するように配置される。]
[0012] 好ましくは、物品を積み替える積み替え装置または機構が、物品の配列された集団を第1の位置から第2の位置へ積み替えるために、物品を配列された集団としてリリース可能に把持するようにそれぞれが構築され、配置された複数の要素を備え、各要素が、各要素を回転運動させるための独立に制御可能なアームに取り付けられており、各アームが、各アームの移動を独立に制御できるような形で、それ自体の駆動手段に結合されている。任意選択で、各独立アームの駆動手段は各独立アームに固定され、前記独立アームと一緒に移動する。]
[0013] 好ましくは、物品をリリース可能に把持する要素がそれぞれ、第1のガイド経路に結合された第1の可動マウントによって独立アームに取り付けられており、第1のガイド経路が、第1の次元または平面内における前記独立アームに対する前記第1の可動マウントの位置を制御し、それによって、前記第1および第2のそれぞれの位置における前記要素の位置、ならびに前記第1の位置と前記第2の位置との間における前記要素の位置を制御するように構築され、配置されている。]
[0014] 任意選択で、各アームの独立に制御可能な駆動手段は、第1のコンベヤによってその第1のコンベヤと同じ速度で運ばれる物品の隣接するレーンのそばに要素を駆動するように動作可能であり、かつその要素を、第2のコンベヤの隣接するレーンのそばに、その第2のコンベヤと同じ速度で駆動するように動作可能である。]
[0015] 好ましくは、第1のコンベヤの速度と整合した状態と第2のコンベヤの速度と整合した状態との間で、要素が、第2のコンベヤのレーンと整列した状態で第2のコンベヤに到達し、第2のコンベヤの速度と整合するような適当な角速度で要素を駆動するように、制御可能な駆動手段が動作可能である。]
[0016] 任意選択で、各要素は、把持ツールのアレイを備え、各把持ツールは、物品をリリース可能に保持するためのものであり、把持ツールのアレイの各把持ツールは、要素が取り上げ、配置する物品の相対的な間隔を調整するために互いに対して可動であるような形で、要素に取り付けられる。]
[0017] 任意選択で、第2のコンベヤは一連の移動横方向仕切板を備え、積み替え機構は、縦方向に奇数個の物品を有する出力物品集団を形成するために、前記移動横方向仕切板のうちの1つの仕切板の両側に一団の物品を下ろす。]
[0018] 第3の態様によれば、本発明は、移動している入来物品ストリームに対して動作するように動作可能な再配置機構であって、1つまたは複数の物品を同時に掴むように動作可能な1つまたは複数のツールを有し、前記ツールが、ローディングする第1の位置において物品を把持し、持ち上げるために、移動しているストリームの速度と整合するように動作可能であり、アンローディングする離隔した第2の位置において、移動しているストリームの速度と整合するように動作可能であり、前記第2の位置が、前記第1の位置に対して縦方向および/または横方向に離隔するような形で、移動している物品に対する上流側または下流側の速度および/または位置、ならびに/あるいは移動している物品に対する横方向位置を変化させるように動作可能であるような方式で、前記1つまたは複数のツールが、前記移動している入来物品ストリームに対して移動可能であり、それにより、再配置機構が、入来物品ストリームを、入来物品ストリームの配列とは異なる配列を有する離隔した集団として、出行物品ストリーム内へ再配置するように動作可能である、再配置機構を提供する。]
[0019] 他の態様によれば、本発明は、物品のストリームをメータリングするのに適した装置であって、規則正しく配置された一連のラグを備え、ラグがそれぞれ前縁および後縁を有し、前記前縁と前記後縁とが互いに対してテーパを形成し、テーパの付いたそれぞれのラグが物品ストリーム内へ挿入される程度を変化させる手段によって、前記装置がメータリングする物品間の間隔を調整することができる装置を提供する。]
[0020] 好ましくは、前記装置が、規則正しく配置された一連のラグを保持するエンドレスコンベヤを備え、エンドレスコンベヤが、隣接する物品間に配置された規則正しく配置されたラグによって、物品を、規則的なピッチで運ぶ作用リーチを備え、前記前縁および後縁が、エンドレスコンベヤから最も遠いラグの先端から、エンドレスコンベヤに最も近いラグの後部へ、ラグの幅が増大するように成形されており、メータリング中の物品のストリームに対するラグの位置を調整することによって、それぞれのラグが、隣接する物品間のより大きなまたはより小さなスペーサとなるように、ラグが配置されており、それによって、この装置を、第1の幅を有する物品の第1のストリームをメータリングし、異なる第2の幅を有する物品の第2のストリームを、同じ規則的なピッチでメータリングするように適合させることができる。]
[0021] 他の態様によれば、本発明は、物品ストリームをメータリングする装置であって、第1の経路に沿って第1の方向へ物品ストリームを運ぶ手段と、このストリーム中の物品と係合するラグを備えるエンドレスコンベヤとを備え、ラグが、互いに対してテーパを形成した前縁および後縁を備え、前記エンドレスコンベヤが、前記第1の方向に対して直角の第2の方向へ可動である、装置を提供する。異なる寸法の物品ストリームに対応するため、エンドレスコンベヤは、横方向に可動であることが好ましい。]
[0022] 他の態様によれば、本発明は、物品を処理する方法であって、
(i)隣接する物品N個分の幅を有する入力ストリームとして物品を提供する段階と、
(ii)前記入力ストリームから、幅N物品、長さW物品の配列を有する物品の集団を選択する段階と、
(iii)選択した前記集団を連続的に回転させて、幅W物品、長さN物品の配列にする段階と、
(iv)回転させた前記選択した集団を、出力へ同時に積み替えて、出力物品ストリームを形成する段階であり、物品が、メータリングされた隣接するレーン内に配置され、前記出力内のメータリングされた隣接する物品レーンの数Wが、入力ストリーム内の隣接する物品の数Nよりも大きい、段階と
を含む方法を提供する。]
[0023] 本発明の他の態様は、1次処理装置のアウトフィードから、1つまたは複数の2次処理装置へ、物品をストリームとして送達するように構築され、配置された1次コンベヤを備え、前記2次処理装置がそれぞれ、前記1つまたは複数のそれぞれの2次処理装置によってメータリングされ、配列された物品ストリームが形成されるような形で、物品をメータリングし、配列するための手段を備える、物品処理システムを提供する。]
[0024] 次に、添付図面を参照して、本発明の例示的な実施形態を説明する。]
図面の簡単な説明

[0025] 本発明の第1の実施形態による物品処理システムを概略的に示す図である。
図1の物品処理システムの第1のサブアセンブリの一部を示す図である。
図2の第1のサブアセンブリ内で使用される調節器ないしメータリング装置の一部分を上から見た概略図である。
図3の調節器の第1の動作位置を示す図である。
図3の調節器の第2の動作位置を示す図である。
図4Aの第1の位置および図4Bの第2の位置における調整器のピッチの概略図である。
ロボットディバイダの透視図である。
図5のロボットディバイダの独立アームの透視図である。
図6の独立アーム、その両端に結合されたツールヘッドおよび円形ガイド軌道の透視図である。
両頭形の独立アームおよび軌道カムをたどっているその両端に取り付けられたツールヘッドの概略透視図である。
ロボットディバイダの構成部品の別図である。
ロボットディバイダの構成部品の別図である。
ロボットディバイダの構成部品の別図である。
ロボットディバイダの構成部品の別図である。
ロボットディバイダの構成部品の別図である。
第1のモードで動作しているロボットディバイダの概略図である。
第2のモードで動作しているロボットディバイダの概略図である。
第3のモードで動作しているロボットディバイダの概略図である。
第1の動作モードにある再配置機構を上から見た透視図である。
第2の動作モードにある再配置機構を上から見た透視図である。
第3の動作モードにある再配置機構を上から見た透視図である。
第4の動作モードにある再配置機構を上から見た透視図である。] 図1 図2 図3 図4A 図4B 図5 図6
実施例

[0026] 図面に示された諸フィーチャの参照を容易にするため、フィーチャおよびフィーチャを示すために使用した参照符号の一覧を以下に示す。]
[0027] ]
[0028] 以下の説明では、そのほぼ全体を通じて、図面を参照する。本発明の第1の実施形態の物品処理システム10を図1に示す。充填ないし瓶詰めライン(図示せず)から不定かつ高速に出力された瓶、缶などの1次物品Bは、マスコンベヤ12上に送達される。フィルタリングガイド26が、大量の入来1次物品Bを、第1および第2のレーン100、102上に集めて、物品B 2つ分の幅を有する物品Bの入来ストリーム14を形成する。入来ストリーム14中の物品Bは第1および第2のレーン100、102上を運ばれ、連続する物品間のピッチは一定ではない。] 図1
[0029] 図1には、第1のジャンクション16が示されている。このジャンクションでは、物品Bの入来ストリーム14に第1のサブアセンブリ28が接続する。物品Bが第1のサブアセンブリ28内へ運ばれるときに、物品Bの対を、物品Bの前の対および次の対から離隔し、物品Bの対間のピッチ「P」を制御するため、調節器(regulator)86(図1には示されていないが、後に図3〜4Cに関して詳細に説明する)が使用される。物品Bの入来ストリーム14が調節された後、調節されたストリームから一団の物品Bを取り上げるロボットディバイダ(robotic divider)30が、入来ストリーム14に対して動作する。好ましくは、調節されたストリームの出力端から12個の物品が6×2アレイとして連続的に持ち上げられ、回転され、第2のコンベヤ88上に置かれる。図2にはこの処理がより詳細に示されており、この処理については後に(5〜13Cを参照して)より詳細に説明する。その結果、入来ストリーム14の元の幅が2レーン100、102なのに対して、物品6つ分の幅を有する物品Bの第2のストリーム32が形成される。物品Bの第2のストリーム32は、第1のサブアセンブリにおいて再配置機構18によりさらに処理される。] 図1 図2 図3 図4A 図4B 図4C
[0030] 第1のサブアセンブリ28の一部分の拡大図を示す図2に、上述の機構をより詳細に示す。物品Bの元の入来ストリーム14が、第1のサブアセンブリ28内へX方向に運ばれる様子が示されている。星形車36(および後述する構成部品)を備える調節器86は、物品Bの入来ストリーム14がきちんと並べられていること、言い換えると、入来ストリーム14中の物品Bの連続する対間のピッチP(図3参照)が一定であることを保証する。ローディングセクション(loading section)42において、ロボットディバイダ30のツールヘッド40aが、メータリングされた物品ストリームに対して動作し、12個の物品Bを2×6アレイとして同時に持ち上げる。2つのレーン100、102からそれぞれ6つの物品が取り上げられる。ロボットディバイダ30は、図2に示すように、Y方向に回転する。ロボットディバイダ30が回転すると、ツールヘッド40aおよび持ち上げられた一団の物品Bは、第2のコンベヤ88と整列するように動かされ、向きが変えられる。参照符号44によって示す図2のアンローディングセクション(unloading section)には、先行するツールヘッド40bが示されている。ツールヘッド40bのアンローディングの後、ロボットディバイダ30の連続回転により、そのツールヘッド40bは、アンローディングセクション44を離れ、ローディングセクション42へ戻って、物品Bの別の一団を収集し、送達する。同時に、直ぐ後ろのツールヘッド40aが回転し、第2のコンベヤ88と整列する。この集団化された物品の連続収集および送達は、第1のコンベヤ90上のメータリングされた入来ストリームの物品Bが、一つ残らず、秩序立った方法で、好ましくは別々の物理レーンで、第2のコンベヤ88に積み替えられるように構成され、これにより、第2のコンベヤ88上に、物品のメータリングされた第2のストリーム32が形成される。この実施形態では、物品Bのメータリングされた第2のストリーム32の幅が、物品B 6レーン分である。物品Bの第2のストリーム32の幅はしたがって、2レーン100、102分でしかない物品Bの入来ストリーム14の幅よりも大きい。] 図2 図3
[0031] そのようなものとして、入力から物品Bを移動させるための第1のコンベヤ90と、第1のコンベヤ90に対して直線でないある角度に配置された、物品を出力へ移動させるための第2のコンベヤ88とを備える物品処理システム10が提供され、この物品処理システムは、第1のコンベヤ90から第2のコンベヤ88へ物品を積み替えるための機構30を備える。前記機構は、第2のコンベヤ88へ積み替えられたときに、物品Bが、メータリングされた隣接するレーン内に配置されるような、第1のコンベヤ90によって運ばれた物品Bの再編成を容易にするように構築され、配置され、第2のコンベヤ88によって運ばれる物品のメータリングされた隣接するレーンの数は、第1のコンベヤ90によって運ばれる物品の隣接するレーンの数よりも大きい。積み替え機構30は、横方向の物品の数と縦方向の物品の数がN×Wになるように配列された集団としていくつかの物品Bを持ち上げ、前記集団を、前記いくつかの物品が、横方向の物品の数と縦方向の物品の数がW×Nになるように配列された集団として前記第2のコンベヤ88上に下ろされるような方式で、前記第2のコンベヤ88へ積み替え、操作するように動作可能である。NおよびWはそれぞれ整数であり、WはNよりも大きい。示した例では、N=2およびW=6である。]
[0032] 再配置機構18(図2により詳細に示されている)は、物品6つ分の幅を有する第2のストリーム32を操作して、さまざまな配列を形成するように動作可能である(例示的な再配置機構18の動作および構造ならびに該ロボットの代替変形動作については図14A〜Dを参照して後により詳細に説明する)。示した物品処理システム10の実施形態では、第1のサブアセンブリ28が、物品を4×nアレイに集団化する再配置機構18を備える(nは0よりも大きな整数である)。この処理は、第2のメータリングセクション46で実施される。4×nアレイとして編成され、メータリングされた物品のストリーム84が、再配置機構18から、言い換えると第2のメータリングセクション46から出力される。再集団化された物品は全体が48で示されており、4×nアレイの形態のメータリングされた物品は、第1の包装機械22(図2には示されていない)へ送られる。第1の包装機械22(図1参照)は、1次物品の4×nアレイをそれぞれが含む2次パッケージまたはカートン(図示せず)を形成するための半製品(blank)(図示せず)を受け取るように構成されている。第1の包装機械22は、別の配列の物品を包装するように適合させることができる。第1の包装機械22は、本出願の出願人が生産している包装機械などの当技術分野で知られている機械である。他のタイプの包装機械を使用する実施形態では、再配置機構を使用する必要がないことがあり、あるいは、再配置機構が包装機械の一体の部分として形成され、独立型のサブアセンブリとして提供されないことがある。] 図1 図14A 図14B 図14C 図14D 図2
[0033] 再び図1を参照すると、物品2つ分の幅を有するストリーム14は、物品処理システム10を巡って運ばれ続けていることが分かる。図示の実施形態では、調節器(図示せず)、ロボットディバイダ(図示せず)、第2の再配置機構20および第2の包装機械24を備える第2のサブアセンブリ34が配置されている。本発明の他の実施形態では、物品2つ分の幅を有するこのストリーム14にそれぞれ接続することができる複数のサブアセンブリを配置することが予想される。他の実施形態では、サブアセンブリの数「N」が、0よりも大きい、実用面を十分に考慮した(床面積、スループットおよび融通性を考慮した)対応可能な必要なサブアセンブリの最大数までの整数である。サブアセンブリの最大数は、1次処理ライン(例えば瓶詰めライン)の出力速度によっても限定されることがある。(各サブアセンブリが、瓶詰めラインから出力される物品の1/3を処理することができる実施形態では、必要なサブアセンブリの最適数「N」は3であり、第4のサブアセンブリは余分となることになる。)第2のサブアセンブリ34は第1のサブアセンブリ28と同様に動作し、ここでさらに説明することはしない。] 図1
[0034] 物品処理システム10は、1次処理ラインから高速で出力された不規則に寄り集まった大量の物品を受け取り、これらの物品Bを「N」(この例ではN=2)個のサブアセンブリに供給する。これらのサブアセンブリでは、2レーン分の幅を有する物品Bの入来ストリーム14が調節され、操作されて、2レーンよりも多くの物品Bのレーンを含む物品Bの第2のストリーム32が形成される。このメータリングされたより幅の広い第2のストリーム32は、任意選択の再配置にかけられ、この再配置の出力ストリーム84は、別の処理装置に送達される。この実施形態では、この別の処理装置が2次包装機械22、24であり、これらの機械では、集団化されたそれぞれの物品Bが、マルチパック型カートン(図示せず)に入れて包装される。ロボットディバイダ30はコンパクトであり、物品の入来ストリーム14と出行ストリーム84との間の方向の変更ならびにレーン数の再編成が容易なため、物品処理の高いスループットを達成することができ、同時に、直線機械ラインの低減、あるいは機械ラインの長さまたは面積の低減が達成される。床面積の節減、スループットの増大、さらに、1次処理ラインから出力された物品Bを、さまざまなタイプ、サイズおよび/または配列の2次パッケージに入れて包装することができる物品処理システム10の融通性(これは、サブアセンブリが、必要な幅を有する編成された集団として物品Bを出力することができることに起因する)は全て、物品の処理および包装における重要な利点の達成に寄与する。]
[0035] 次に、図3から14Dを参照して、各サブアセンブリの構成部品をより詳細に説明する。各サブアセンブリは同様の構成部品を有するため、それらの構成部品は一度だけ説明する。サブアセンブリはそれぞれ、調節器86、ディバイダロボット30および再配置機構18、20を備えることを理解されたい。物品処理システム10の代替実施形態では、調節器86が、マスコンベヤ12の出力の近くに配置され、物品B 2つ分の幅を有する入来ストリーム14が、調節された後のストリームである。このようにすると、物品処理システム10全体に対して調節器86が1つだけ必要となり、各サブアセンブリは、ディバイダロボット30および再配置機構18、20だけを備える。さらに、各サブアセンブリ28、34に示された再配置機構18、20は任意であり、他の実施形態では、1つまたは複数のサブアセンブリが再配置機構18、20を持たない。] 図3
[0036] 次に、図3から4Cを参照して、図2に示された調節器86をより詳細に説明する。調節器86は、物品Bの入来ストリーム14の2つのレーン100、102の両側に配置された一対の星形車36を備える。各星形車36は、レーン100、102のうちの一方のレーン内の物品Bに対して動作し、物品の第1のメータリングを開始する。星形車36の機構については当技術分野においてよく知られており、したがってここでさらに説明することはしない。続いて、2つのレーン100、102内を運ばれている物品Bが、第1のラグチェーンテーブル(lug chain table)96と第2のラグチェーンテーブル98の間に通される。各ラグチェーンテーブル96、98には、エンドレスラグチェーン(またはベルト)92、94が取り付けられている。第1のラグチェーンテーブル96には第1のラグチェーン92が取り付けられており、第2のラグチェーンテーブル98には第2のラグチェーン94が取り付けられている。第1および第2のラグチェーン92、94はそれぞれ、等間隔に配置された一連のラグ104を備える。] 図2 図3
[0037] 各ラグチェーンテーブル96、98は、入来ストリーム14の物品Bのラインに平行に整列した作用リーチ(working reach)106、戻りリーチ(return reach)108およびインターセプションリーチ(interception reach)110を有するように成形されている。インターセプションリーチ110は、入来ストリーム14に対して鋭角に配置されている。ラグ104の形状は、三角形または少なくともテーパの付いた形状であり、三角形ラグ104の第1の側はラグ104の前縁を構成し、三角形ラグ104の反対側はラグ104の後縁を構成する。インターセプションリーチ110の間に、第1および第2のそれぞれのラグチェーン92、94のラグ104の前縁が、物品Bの後側縁と接触する(図3参照)。第1および第2のラグチェーン92、94は、入来ストリーム14のコンベヤおよび/または星形車36よりもわずかに速い速度で駆動されることが好ましい。第1および第2のそれぞれのラグチェーン92、94のラグ104が物品Bの側面と接触すると、物品Bは、そのラグ104によって、それまで移動していた速度よりも速い速度で運ばれる。これにより先行する物品B1は加速されて、後続の物品B2から離れる。インターセプションリーチ110の終わりおよび/または作用リーチ106の始めまでに、ラグ104は、先行する物品B1と直ぐ後ろの物品B2との間に配置される。連続するラグが、インターセプションリーチ110を次々と通過し、各レーン100、102の物品Bを連続的に離隔させると、物品2つ分の幅を有するメータリングされた物品ストリームが形成され、第1のサブアセンブリ28のローディングセクションを通して運ばれる。物品B間の規則的かつ一定のピッチ「P」を図3に示す。第1および第2のラグチェーン92、94の速度は、当技術分野において知られているサーボモータ、電動機などのコンピュータ制御が可能な駆動手段によって制御される。第1および第2のラグチェーン92、94が、入来物品ストリーム100、102と適当な速度で対合することを保証するため、第1および第2のラグチェーン92、94のこの制御手段を、最初の瓶詰めライン(図示せず)から出力された物品の速度を監視する中央制御ユニットに結合することができる。] 図3
[0038] インターセプションリーチ110の間の1次物品Bに対する三角形(またはテーパの付いた形状)のラグ104の姿勢は、ラグ104が、物品B1を加速し、次いで、その加速された物品B1と次の物品B2との間に生じた空間の少なくとも一部を占めることを可能にする。隣接する物品B1とB2の間の空間はピッチ「P」として知られ、より大きな直径またはより小さな直径の物品Bに対応するときでも、そのピッチ「P」を維持することができる。示した実施形態では、成形されたそれぞれのラグ104の形状が三角形であり、ラグ104の後側縁に対するラグ104の前側縁の幅が相対的に次第に変化する、すなわち段々に増大する幅を有するテーパの付いた任意の形状が、記載した目的と同じ目的を達成すると予想される。次に、図4Aおよび4Bを参照して、入来物品Bの直径に関わらずピッチPを維持することができる方法を示す。] 図4A
[0039] 図4Aでは、物品Bの直径がそれぞれD1である。この直径D1は、図3に示した物品Bの直径よりも小さい。第1および第2のラグチェーンテーブル96、98は可動式であり、方向矢印Z1によって示すように、入来ストリーム14に近づけられている。このようにすると、ラグ104のより幅の広い部分L1が、隣接するそれぞれの物品B間の最大間隔を決定するように、第1および第2のそれぞれのラグチェーン92、94の三角形の(テーパの付いた)ラグ104が、直径D1の隣接する物品間により深く配置される。図4Aに示すように、ピッチPは、P=D1+L1として計算され、この式で、L1は、隣接する物品B間に配置された三角形ラグ104の最も幅の広い部分の幅である。同様に、図4Bに示すように、より大きな直径D2を有する物品Bに対応する場合には、ラグ104がより浅く割り込み、隣接する物品B間に配置されたラグ104の最も幅の広い部分L2がL1よりも小さくなる(すなわちL1>L2)ように、第1および第2のラグチェーンテーブル96、98が、Z2方向に互いから遠ざけられる。このように、図4Bのメータリングシステムのピッチは、P=D2+L2として計算され、したがってD2+L2=D1+L1であり、物品Bの直径D1、D2の差は、三角形ラグ104が隣接する物品B1、B2を分離する程度の差によって埋められる。] 図3 図4A 図4B
[0040] 調節器86はしたがって、1次処理ラインが、以前に出力していたものとは異なる直径を有する物品Bを出力する場合に、迅速かつ効率的な調整を提供する。したがって、物品Bは、以前と同じ規則的な位置でロボットディバイダ30に供給され、ローディングセクション42において、ロボットディバイダ30のツールヘッド40aが、物品Bのアレイを掴むために下げられたときにも問題は生じない。第1および第2のラグチェーンテーブル96、98は、ラグに対する構造支持またはマウントを提供し、多くの異なる物理的形態をとることができる。第1および第2のラグチェーンテーブル96、98は、当技術分野において知られている手段によって移動させることができ、例えば、2つのテーブル96、98の作用リーチ間のねじによってそれらの作用リーチを互いに近づけ、または遠ざけることができ、あるいは、ジャッキ型機構を使用して、2つのテーブル間の相対距離を調整することもできる。どの物理機構を使用するにしても、支持体96、98の移動が自動化され、正確に制御可能であるように、電子駆動手段、したがってコンピュータ制御が可能な駆動手段を使用することが好ましい。]
[0041] 次に、図5〜13Cを参照すると、例示的な実施形態のロボットディバイダ30の具体的な構造が示されている。図5は、ロボットディバイダ30の正面透視図を示す。ロボットディバイダ30は、5本の独立アーム38a、38b、38c、38dおよび38eを備え、これらはそれぞれ両頭形(double ended)であり、中心ハブ68の周囲のところで回転軸72上に取り付けられる(図6参照)。各独立アーム38a〜38eは両頭形であり、アームの両端にツールヘッド40a〜40j(図12参照)を備える。各独立アーム38a〜38eは、それ自体の駆動手段50を備える。この実施形態では、各独立アーム38a〜38eが同様の駆動手段、好ましくはサーボモータなどのブラシレス電動機50を有する。(他の例示的な例として、適当な任意の駆動手段を使用できることが予想され、ステッパモータまたは反作用電動機が十分な駆動手段となることが予想される。) 駆動手段50は、円形ガイド54(図5および10参照)によって案内されて中心回転軸72を軸にY方向に回転運動するように、各独立アームを駆動する。図11は、駆動手段50および回転コグ(rotary cog)82に結合されたドライブスプロケット66を示す。駆動手段がドライブスプロケット66を回転させると、独立アーム38bは、回転コグないし回転ガイド82の周りを回転する。独立アーム38bの安定した回転運動を保証するため、円形ガイド54が提供される。円形ガイド54は図10に示されており、(軌道上の軸受の形態の)円形カム経路フォロア(follower)64が、独立アーム38aの固定されたそれぞれの端部を円形カム経路54上に維持する。他の適当なカム経路/カムフォロア機構を使用することもでき、示した例において使用されているカムシステムは、THK社(www.thk.de)によって販売されているHCR構造を有する部品(カムガイドおよびフォロア)を配備している。本発明は、独立アーム38a〜38eを本明細書の記載のとおりに操作するための有利なカムシステムを提示し、記載のロボットディバイダが提供する、ツールヘッドの制御可能な運動を達成する精密機構は任意であるとみなされる。] 図10 図11 図12 図13A 図13B 図13C 図5 図6 図7 図8
[0042] 5本の独立アーム38a〜38eはそれぞれ、アームに固定されたそれ自体の駆動手段50を有するため、円形カム経路54を巡る各独立アーム38a〜38eの回転速度(角速度)および加速度は独立に制御可能である。(したがって駆動手段50はそれぞれ、その駆動手段50が取り付けられた独立アーム38a〜eと一緒に、中心回転軸72の周りを回転する。) したがって、ロボットディバイダ30の円形経路54上のある1つの位置で、ある1本の独立アーム38aが加速し、別の位置で別の1本の独立アーム38bが等速運動し、別のアーム38cが減速することができる。このように、各ツールヘッド対40a/40f、40b/40g、40c/40h、40d/40iおよび40e/40jの回転速度は独立に制御可能である。]
[0043] 関連する独立アーム38a〜38eの両端に配置されたツールヘッド40a〜40jは、各ツールヘッド40a〜40jが、独立アーム38a〜38eの平面に対して垂直の方向、および中心回転軸72に近づき、中心回転軸72から遠ざかる水平の方向に移動できるような方式で、その独立アームに移動可能に結合される。さらに、各ツールヘッド40a〜40jは、各ツールヘッド40a〜40jの向きを独立に変更することができるような方式で、回転可能に移動することができる。例えば、ツールヘッド40a〜40jの長辺を、独立アーム38に対して0度から360度の任意の角度で配置することができる。]
[0044] 前段落で説明した移動を容易にするため、各ツールヘッド40a〜40jは、ツールヘッド40a〜40jに動かないように取り付けられ、マウント78に滑動可能に結合されたシャフト70によって、マウントないし垂直ガイド78に滑動可能に接続される。各ツールヘッド40a〜40jは、第2のガイド112に滑動可能に取り付けられる。垂直ガイド78と第2のガイド112は、垂直ガイド78も、水平面内で、中心回転軸72に近づき、中心回転軸72から遠ざかる方向に移動できるような方式で接続されている。第2のガイド112は、任意選択で独立アーム38aの溝の中に取り付けられ、このことは、中心回転軸72に近づき、中心回転軸72から遠ざかる第2のガイド112の移動、したがってツールヘッド40a〜40jの移動が水平方向である、すなわち中心回転軸72に対して半径方向であることを保証する(図6参照)。] 図6
[0045] 次に、図7および10を参照すると、各ツールヘッド40a〜40jがマウント80を備えていることが分かる。マウント80は、マウント80を回転させた場合に、それによってシャフト70が回転し、それによってツールヘッド40aが回転することができるような方式で、シャフト70に動かないように取り付けられる。マウント80は、2対のカムフォロア80a/80bおよび80c/80dを備える。これらのオリエンテーション(orientation)カムフォロアは、各ツールヘッド40a〜40jが中心回転軸72の周りを回転するときにツールヘッド40a〜40jの回転運動を制御する上および下カム経路52b/52aの経路をたどる。この機構が図9に示されている。] 図7
[0046] ツールヘッド40a〜40jが垂直カム経路52をたどることを可能にするため、垂直ガイド78上および第2のガイド112上にそれぞれ構成部品74、62が配置される(図5および7参照)。垂直カム経路52は、この経路をたどっているツールヘッド40a〜40jが、ローディングセクション42の領域において、ある角度で下降して、ローディングセクション42で調節器86によって集められている物品Bの集団と接触するように配置される。このようにすると、各ツールヘッド40a〜40jが物品Bの1つの集団上に下降し、12個の把持ツール114がそれぞれ、その集団の1つの物品の位置を突き止め、その物品Bを把持する。把持ツール114は、真空吸引カップまたは他の適当なリリース可能把持構成部品とすることができる。各独立アーム38a〜38eが回転運動を続けると、垂直カム経路52および軌道経路58をたどっている各ツールヘッド40a〜40jは第2のコンベヤ88に向かって移動する。第2のコンベヤ88は、第2のコンベヤ88の底面に対して実質的に垂直に配置された一連のレーン仕切板116を備えることが好ましい。第2の(エンドレス)コンベヤ88が回転すると、レーン仕切板116は直立位置に移動する。ツールヘッド40aおよび掴まれた物品集団がレーン仕切板116の上空を通過するため、垂直カム経路52は短い上昇部分を有する。ツールヘッドによって掴まれた物品の集団はそれによってレーン仕切板116の上空を通過し、次いでほぼ直ちに、下降セクション長さを有する垂直カム経路52によって下げられる。その物品集団は、6つの物品Bからなる前列が前レーンと整列し、6つの物品Bからなる後列が後レーンと整列するような形でレーン仕切板と整列する。この移動および整列については、図13A〜13Cを参照してさらに説明する。整列した後、ツールヘッド40a〜40jは物品集団をリリースし、次いで、垂直カム経路52の上昇部分をたどって、ツールヘッド40a〜40jを持ち上げ、ツールヘッド40a〜40jを物品集団から遠ざける。各ツールヘッド40a〜40jは、同じ垂直カム経路52をたどるサイクルを続け、それぞれ連続的に、入力ストリーム14から一団の物品Bを収集し、第2のコンベヤ88へ送達する。] 図13A 図13B 図13C 図5
[0047] 次に、図8を参照すると、その上に第2のガイド112が取り付けられた軌道カム58が示されている。第2のガイド112は、軌道カム経路58と接触するように配置されている第2のガイド112に結合された軌道カムフォロア76、56によって、軌道カム経路58をたどる。軌道カム経路58は、2つの直線部分を除き円形である。第1の直線部分118は、物品14の入来ストリームに対して実質的に平行に配置され、より短い第2の直線部分120は、第2のコンベヤ88に対して実質的に平行に配置される。各独立アーム38a〜38eがその駆動手段50によって円形ガイド54に沿って回転すると、各ツールヘッド40a〜40jは、軌道カム58に沿って第1の直線部分118へ運ばれ、そこでは、各ツールヘッド40a〜40jとローディングセクション42のメータリングされた物品Bの入来ストリームとの間の平行関係が(連続的に)維持され、次いで曲線コーナに沿って運ばれて、第1のコンベヤ90と第2のコンベヤ88との間の角度の分だけ旋回し、次いで第2の直線部分120に沿って運ばれ、そこでは、各ツールヘッド40a〜40jとアンローディングセクション44の第2のコンベヤ88との間の平行関係が維持される。軌道カム経路58の直線部分118、120にある間に、ツールヘッド40a〜40jは、それと同時に、前述の垂直カム経路52によって決められたとおりに上げ下げされる。このように、ツールヘッド40a〜40jの位置は、物品Bの集団を連続的に収集、送達するために3次元制御される。] 図8
[0048] 各ツールヘッド40a〜40jは、垂直カム経路52および軌道カム経路58をたどる間にさらに、オリエンテーションカムシステム52a/52bもたどる。オリエンテーションカムシステム52a/52bは、下カム経路52aの上に、下カム経路52aと垂直方向に整列した状態で配置された上カム経路52aを備える。上および下オリエンテーションカム経路52b、52aは、図9Aおよび9Bの平面図に、両方のカム経路のコースを見ることができるように並べて示されている。] 図9A
[0049] シャフト70にはマウント80が動かないように取り付けられている。マウント80は図12および図9A、9Bに示されている。各マウント80は、(任意選択で低摩擦ローラとして形成された)一対の上カムフォロア80aおよび80bを備える。各マウント80はさらに、(やはり任意選択で低摩擦ローラとして形成された)一対の下カムフォロア80cおよび80dを備える。マウント80は、実質的に長方形である(しかし、別の形状の構造も以下の機能を達成するのに適当であることが予想される)。上カムフォロア80a、80bは、マウント80の上面の同じ第1の辺に配置され、下カムフォロア80cおよび80dの対は、マウント80の下面の対角線上の反対側の第2の辺に配置される。この配置は図12に最もよく示されている(この図ではカムフォロア80dが隠れている)。4つのオリエンテーションカムフォロア80a〜80dは、オリエンテーションカム経路の上および下カム経路52b/52aをたどる(図9A、9B参照)。上カムフォロア80aおよび80bの対は上オリエンテーションカム経路52bをたどり、同様に、下オリエンテーションカムフォロア80cおよび80dの対は下オリエンテーションカム経路52aをたどる。上および下オリエンテーションカム経路52bおよび52aは、各ツールヘッド40a〜40jが回転軸72の周りを回るときに、各ツールヘッド40a〜40jの長辺とメータリングされた物品の入来ストリームとの間の実質的に平行な関係が維持されるような方式で、各ツールヘッド40a〜40jが回転するような形状を有する。この特定の向きは任意であり、入来コンベヤ90と第2のコンベヤ88が互いに対して実質的に垂直に配置されているときに好ましい。第2のコンベヤ88が代替角度で配置される実施形態では、オリエンテーションカム経路52a、52bが、一団の物品Bの収集と送達との間のマウント80の回転、その結果としてのツールヘッド40a〜40jの回転が容易になるような代替構造を有する。このようにすると、アンローディングセクション44において下ろされる物品集団の向きを、第2のコンベヤ88のレーン仕切板116の向きと平行にして、入来コンベヤ90と第2のコンベヤ88との間の角度とは無関係に、下ろされる集団の6つの物品Bからなる各レーンと第2のコンベヤのレーンとの整列を保証することができる。] 図12 図9A
[0050] マウント80の回転位置は、図9Aの平面図に示された上カム経路52bによって設定されたコースを上カムフォロア80a、80bがたどることによって制御され、同様に、マウント80の回転位置は、図9Bの平面図に示された下カム経路52bによって設定されたコースを下カムフォロア80c、80dがたどることによっても(大部分は同時に)制御される。上および下カム経路52b、52aを一回りする間のいくつかの位置にあるマウント80が示されている。これらのマウント80は、1つのマウントの1サイクルを示しており、それぞれのツールヘッド40a〜40jに結合されたそれぞれのシャフト78に接続されたマウント80のそれぞれの位置に対応しているわけではない。これらの図から、上カム経路52bが2つの直線部分118a、120aを有することが分かる。ロボットディバイダ30を巡るサイクルの間に、各ツールヘッド40a〜40jが、第1のコンベヤ90と第2のコンベヤ88のうちの一方のコンベヤに隣接する位置に到達したときには、各ツールヘッド40a〜40jは、そのコンベヤ90、88に対して平行な向きを維持する必要がある。しかしながら、各ツールヘッド40a〜40jは、(前述の垂直カム経路58によって決められたとおりに)垂直方向に移動する必要もある。118a、120aにある間は垂直カム経路58が優先され、マウント80は下げられて上カム経路52bから離れる。これを容易にするため、これらの位置で下カム経路は中断しており、マウント80が、下カム経路52aの平面よりも下に下がることを妨げない。マウント80が下げられ(、続いて上げられ)るときに、マウント80が回転しないことを保証するため、上カム経路52bは、118a、120aの領域に延長部分(図示せず)を備える。この延長部分はプレートの形態をとり、このプレートは、マウント80の側面とこの延長プレートとの接触が、マウント80が回転することを制限するように、上カム経路52bの平面に対して垂直に接続され、このようにして、上オリエンテーションカム52bは、3つの次元、すなわち上オリエンテーションカムのx−y平面(すなわち上オリエンテーションカム経路52bの平面図に示された平面)と、(図9aの紙面の外へ延びる、すなわち上オリエンテーションカム52bと下オリエンテーションカム52aとの間に延びる)図5に示したz軸の3つの次元において、マウント80の移動を制御する。] 図5 図9A 図9B
[0051] ロボットディバイダ30のサイクル中の各ツールヘッド40a〜40jの回転位置を図13A〜13Cに示す。図13A〜13Cはそれぞれ、ロボットディバイダ30の同じタイミングの概略スナップショットを示す。図13A〜13Cはそれぞれ、ロボットディバイダのあるサイクル中の同様の時刻にとられたスナップショットを示すが、図13A〜13Cにはそれぞれ異なる動作モードが示されている。動作モードは、再配置セクション48において出力ストリーム84として出力される集団化された物品の必要な配列によって決定される。各動作モードでは、ロボットディバイダ30が、メータリングされた入来ストリームから、2×6配列の物品の完全集団を受け取り、この集団を第2のコンベヤ88に移す。再配置機構18が形成する集団化された物品の配列(この配列は別の処理装置22、24の要件によって決定される)に応じて、各独立アーム38a〜38eは、ツールヘッド40a〜40jがアンローディングセクションに到達したときに、次に下ろす直後の集団と下ろしている現集団との間の間隔が制御されるように、12個の物品からなる集団を下ろすタイミングが第2のコンベヤ88の移動に対して調整されるような所定の平均速度で、ローディングセクション42からアンローディングセクション44へ回転する。さらに、円滑なアンローディングを保証するため、物品集団がアンローディングされるときのツールヘッド40a〜40jの線速度が、第2のコンベヤ88の線速度と整合するように制御される。例示的な一動作モードにおいて、(ロボットディバイダ30の下流に配置された)再配置機構18が、物品を2×3アレイに集団化する必要があるとする(この再配置は図14Aに示されている)。これを達成するため、再配置機構18は、2×6個の物品からなる各集団がレーン仕切板116の2枚分離隔されることを要求する。図13Aでは、6×2アレイの各集団が次の集団から2レーン分離隔されるように、ヘッド40b、40cおよび40dが物品Bの2×6アレイを下ろすタイミングが第2のコンベヤ88の線速度に対して調整されていることが分かる。] 図13A 図13B 図13C 図14A
[0052] 各独立アーム38a〜38eを第2のコンベヤ88に対して適当な角速度で回転させることによって、連続する物品集団を第2のコンベヤ88上に下ろす位置を制御することができる。場合によっては、ツールヘッド40aをローディングした後に、そのツールヘッド40aを第2のコンベヤ88に関して適正なピッチでアンローディングするために、そのツールヘッドを加速させることが必要となることがある。したがって、ツールヘッド40aの角速度を、ローディングセクションとアンローディングセクションの間で増大させ、ヘッド40aがアンローディングセクションに到達したときに、ツールヘッド40aの角速度の(第2のコンベヤ88に平行な)線成分が、第2のコンベヤの線速度と整合するように調整する。各独立アーム38a〜38eは制御可能なそれ自体の駆動手段50を有するため、このような独立した加速(およびさらには減速)が達成される。サイクル全体を通じた各独立アーム38a〜38eの具体的な角速度および加速/減速率は、駆動手段50に結合されたロジックコントローラに予めプログラムされている。各駆動手段50を制御するために選択されるプログラムは、ロボットディバイダ30の動作モードによって決まる。駆動手段50はそれぞれ独立に制御可能ではあるが、各駆動手段50の動作モードを変更するのに、共通の制御手段上で動作モードを選択するだけで済むように、各駆動手段50は、(コンピュータなどの)共通の制御手段に結合されることが好ましい。さらに、このようにすると、独立したそれぞれの駆動手段50の動作が同期する。全ての駆動手段50が同時に同期して動作する必要があることを理解されたい。]
[0053] ロボットディバイダ30は、メータリングされた入来ストリームのそばに、そのストリームの直線運搬速度V1と整合した(そのストリームに平行な)線成分V1を有する第1の角速度ω1で、ツールヘッド40a〜40jを送達するように動作可能である。このようにすると、物品の2×6集団の収集を円滑に実施することができる。(独立アーム38aの回転を制御することによる)第2のコンベヤ88に向けてのツールヘッド40a〜40jの移動は、平均角速度ωa1で制御される。平均角速度ωa1は、ツールヘッドが到着するタイミングが、第2のコンベヤ88の横方向レーンとの相対位置に関して調整されるように制御される。さらに、平均角速度ωa1は、第2のコンベヤ88に到達するときのツールヘッド40aの角速度ω2が、第2のコンベヤ88の線速度V2と整合した(第2のコンベヤ88に平行な)線成分V2を有するように制御される。それによって、その物品Bの集団の第2のコンベヤ88への円滑な送達が達成される。角速度ω1とω2の線成分は等しいことが好ましいが、V1=V2であるのか、V1>V2であるのか、またはV1<V2であるのかに関わらず、角速度ω2の線成分と第2のコンベヤ88の線速度V2とが整合するように、ロボットディバイダ30を制御することができる。独立アーム38a〜38eのうちの1本のアームの速度の変化が残りのアームに影響を及ぼすことはなく、アームの数のため、単一の独立アームが、ローディングとアンローディングを同時に実行することはない。(ロボットディバイダ30の他の実施形態では、ツールヘッド40aから見て独立アーム38aの反対端にある使用されていないツールヘッド40fが、ツールヘッド40aと同時に使用されることが予想される。このような一実施形態では、好ましくは示した実施形態の入来コンベヤおよび第2のコンベヤ88よりも低いまたは高い位置にある入来コンベヤと出行コンベヤの第2の対が、好ましくは示した実施形態の入来コンベヤおよび第2のコンベヤ88に対する処理と同期した形で、同時に処理される。)]
[0054] 図14Aは、アンローディングセクション46にある第2の物品ストリーム32を示し、各2×6集団は、直後の集団または直前の集団から2ピッチ離隔されている。各2×6集団は126aで示されている。第2のコンベヤ88(図14Aに全体は示されていない)は任意選択で、縦方向レーン仕切板および横方向レーン仕切板116を備える。そのため、物品Bは、第1のレーン124a、第2のレーン124b、第3のレーン124c、第4のレーン124d、第5のレーン124eおよび第6のレーン124fを有する格子型コンベヤ内に保持される。物品Bの6つのレーンを含む物品ストリーム32の上方に、(好ましくは架空線に結合されて)再配置機構18が配置されている。再配置ロボット18は、蝶番式アーム130a、130b、130cおよび130dを駆動するコントローラ132を備える。再配置ロボット18はさらに、4つの再配置機構ツールヘッド122e〜122hが結合したプラットホーム134を備える。この動作モードでは、各再配置機構ツールヘッド122e〜122hが、2×3アレイの一団の物品を持ち上げ、下ろすことができる。再配置機構18のコントローラ132は、各ツールヘッド122e〜122hが、隣接する4つのそれぞれの入来集団126aから、2×3個の物品からなる集団を同時に持ち上げるように、4つのツールヘッド122e〜122hを操作する。蝶番式アーム130a〜130dは、プラットホーム134および/またはツールヘッド122f、122gのうちの一方のツールヘッドに結合される。蝶番式アーム130a〜130dは、入来集団126aが「O」方向に運ばれているときに4つの入来集団126a上へ下降するように、コントローラ132によって駆動され、制御される。入来集団126aと係合し、入来集団126aを格子型コンベヤから垂直に持ち上げる間、移動している入来集団126aを追跡するため、蝶番式アーム130a〜130d、したがってツールヘッド122e〜122hは、格子型コンベヤ88の線速度と整合した線速度で「O」方向に移動する。集団化された物品は、レーン仕切板116および縦方向レーン仕切板の上空を通過するのに十分な高さまで上方へ持ち上げられる。集団化された4組の物品がそれぞれ持ち上げられると、蝶番式アーム130a〜130dは、持ち上げられた各集団の後ろのレーン空間が送られて、持ち上げられた各集団と縦方向に整列するような方式で、移動しているコンベヤ88に対して、少しの間、停止し、または少なくとも減速する。蝶番式アーム130a〜130dは、ツールヘッド122e〜122hが下げられ、持ち上げられた集団が前述のレーン空間内に下ろされるような形で、下げられる。持ち上げた物品を下ろす速度を増大させるため、蝶番式アーム130a〜130d(したがってツールヘッド122e〜122h)は、「O」方向とは反対の方向に移動することが好ましく、このようにすると、持ち上げられた集団がより速くレーン空間と整列する。4つの集団が下ろされると、図14Aの再配置セクション48には、2×3配列をそれぞれが有する8つの出行集団128a、128bが形成されることが分かる。再配置機構18のこのサイクルが繰り返される。最初に、再配置機構を配置しなおさなければならない。これを達成するため、再配置機構18は、最も上流側のツールヘッド122hが、4つの入来集団126aからなる一組の入来集団126aのうちの4番目の入来集団と整列するまで、ツールヘッド122e〜122hを、「O」方向とは反対の方向に、第2のストリーム32の上流側へさらに移動させる。同時に、最も下流側のツールヘッド122eを、同じ組の最初の入来集団に向かって移動させる。すなわち、最も下流側のツールヘッド122eは、最も上流側のツールヘッド122hに取って代わる位置へ移動し、最も上流側のツールヘッドはさらに上流へ移動して、4つ一組の入来集団のうちの4番目の入来集団126aと整列する。実際には、プラットホーム134およびツールヘッド122e〜hは、第2のコンベヤ88の横方向レーン12個に相当する距離だけ、第2のコンベヤ88の上流側へ移動する。再配置機構18のプラットホーム134が「O」方向とは逆方向に上流へ移動するのと同時に、第2のコンベヤ88は、プラットホーム134に向かって「O」方向に移動するため、プラットホーム134は、この距離全てを移動するわけではない。この再配置サイクルが繰り返され、再配置機構18は、別の4つの入来集団126aに対して動作して、それぞれが2×3配列の6つの物品からなる別の8つの集団を形成する。したがって、再配置機構18は、メータリングされた隣接するN個の物品レーンを、m×N´配列を有する物品アレイまたは物品集団に再配置する装置である。ここで、N´=(1からNまでの物品の任意の数)であり、mは、1から10であることが好ましい。] 図14A
[0055] 前に戻って、図13Bに示したディバイダロボット30の第2の動作モードについて考える。ロボットディバイダ30の各独立アーム38a〜38eの移動は、6×2個の物品からなる集団が、直接に連続する集団間に横方向レーン1つ分だけの間隔をあけて第2のコンベヤ88上に下ろされるように制御されることが分かる。コンベヤ88を、図13Aに示した第1の動作モードにおける第2のコンベヤ88と同じ線速度で動かす場合には、第2の動作モードにおいてより小さい間隔(第1のモードの2レーンではなく1つレーン)を達成するために、ローディングセクション42とアンローディングセクション44の間で、各独立アーム38a〜38eを、第1の動作モード中の各独立アーム38a〜38eの平均速度ωa1よりも大きい平均角速度ωa2で移動させる。第2のメータリングセクション46において横方向レーン間隔が1になるような、メータリングされた入来ストリームから第2のコンベヤ88への物品集団の送達のタイミング調整は、入来および第2のコンベヤ90、88の線速度の影響も受けることを理解されたい。] 図13A 図13B
[0056] 第2の動作モードでは、第2のメータリングセクション46における物品Bの直に隣接する入来集団126a間の横方向レーン間隔が1であることが、2×6配列の入来物品集団126aを、再配置セクション48の3×4配列の出行物品集団128aに再配列することを容易にする。再配置機構18は、それぞれが2つの物品を収集し、移動させる8つのツールヘッド122a〜122hを利用する。再配置機構18の一方の側にツールヘッド122a〜122dが配置され、再配置機構18のもう一方の側にツールヘッド122e〜122hが配置される(図14B参照)。このようにすると、ツールヘッド122a〜122dは、第1の縦方向レーン124aからそれぞれ2つの物品を持ち上げ、ツールヘッド122e〜hはそれぞれ、第6のレーン124fから2つの物品を持ち上げる。各ツールヘッド122a〜122hは、回転アーム138によってプラットホーム134に結合され、回転アーム138は、各ツールヘッド122a〜122hを、各縦方向レーン124a〜124fに対して実質的に平行な位置から、各縦方向レーン124a〜124fに対して実質的に垂直な位置へ移動させることができるような方式で、プラットホーム134に対して回転可能に移動することができる。さらに、各回転アーム138の長さは、互いの反対側にあるツールヘッド122a、122hがそれぞれ(実質的に90度)回転したときに、ツールヘッド122aおよび122hがそれぞれ、第2および第3のレーン124b、124cならびに第4および第5のレーン124dおよび124eと垂直に整列した横並び関係に配置されるようなサイズを有する。次いで、ツールヘッド122aおよび122hを下げて、物品をそれぞれ第2のレーン124b、第3のレーン124c、第4のレーン124dおよび第5のレーン124e内に下ろすために、再配置機構18の蝶番式アーム130a〜130dが(蝶番式接続をまっすぐにすることによって)伸ばされる。同様に、残りのそれぞれの再配置機構ツールヘッド122b、122c、122d、122g、122f、122eに結合された回転アームは、これらの再配置機構ツールヘッド122b、122c、122d、122g、122f、122eが、上述の再配置機構ツールヘッドと同様に移動することを容易にする。このようにすると、入来(2×6)集団126aの隣接する4つの集団間の単一の横方向レーン空間がそれぞれ、第2から第5の縦方向のレーン124b、124c、124dおよび124e内に下ろされた4つの物品Bを有する。第1および第6の縦方向レーンは空であり、編成され、メータリングされた物品ストリーム84は、物品4つ分の幅を有する横方向レーンまたは列を含む。物品6つ分の幅を有する離隔されたレーンを形成するロボットディバイダ30の使用および再配置機構18による後続の再配置によって、物品2つ分の幅を有する入来ストリーム14の再配置が達成された。編成され、メータリングされた物品の出行ストリーム84は別の処理ユニット22に移され、そこでは、幅が物品4つ分の任意の配列(すなわち4×1、4×2、4×3など)の物品の包装が容易に達成される。] 図14B
[0057] 最後に、ロボットディバイダ30の例示的な第3の動作モードを図13Cを参照して説明する。この第3の動作モードでは、物品6つ分の幅を有するストリームが上記の方法と同じ方法で形成されるが、2×6個の物品Bからなる直接に連続して下ろされた集団間の横方向レーン間隔が、このような集団が5つ下ろされるまでは提供されない。この時点で、ロボットディバイダ30は、物品を含まない2つの横方向レーンが生じるように独立アーム38a〜38eを制御する。次いで、この10×6個の物品からなる入来集団のさらなる再配置が再配置機構によって実施され、この再配置では、それぞれが5つの物品Bを同時に持ち上げることができる2つの部分を有する第2のツールヘッド136aを利用して、第6の縦方向レーン124fから10個の物品を持ち上げ、これらの物品を、(プラットホーム134および/または蝶番式アーム130a〜130dならびに/あるいは第2のツールヘッド136aとプラットホーム134との間の回転可能な接続の移動によって、)2つのそれぞれの横方向スペーサレーンの第1のレーン124、第2のレーン124b、第3のレーン124c、第4の124dレーンおよび第5のレーン124e内にそれぞれ1つの物品Bが下ろされるように操作する。その結果、物品B 2つ分の幅を有する入来ストリーム14が、12個の物品からなる集団を一度に取り上げるロボットディバイダ30および再配置機構18によって再配置されて、物品B 5つ分の幅を有する物品Bの連続出力ストリーム84が形成される。これらの物品は互いに対してメータリングされている。図14Cはこの再配置セクションを示し、必要に応じて、この出力ストリーム84は5×3配列の出行集団128a、128bにコレートされることが分かる。物品B 5つ分の幅を有する出行ストリーム84は、幅が物品5つ分の任意の配列(すなわち5×1、5×2、5×3など)を含むパッケージの組立てを容易にすることができることが容易に理解される。5×3配列の集団を示したのは例示のためであり、これを、限定のためと解釈すべきではない。] 図13C 図14C
[0058] 図14Dに示す再配置機構の例示的な第4の動作モードでは、2×6個の物品Bからなる入来集団126aが、横方向レーン4つ分の間隔を置いて配置され、再配置機構18が、一度に4つの物品Bを持ち上げることができるツールヘッドを利用し、中央に配置された1つのツールヘッドは、第3および第4のレーン124c、124dと整列し、別の1つのツールヘッドは、第5および第6のレーン124e、124fと整列して、入来集団126aの中の4つの物品を、最初の2つの横方向レーン空間および最後の2つの横方向レーン空間内へ移動させる。このようにすると、それぞれが2×2配列を有する3つの出行集団128a、128b、128cが形成される。] 図14D
[0059] 再配置ロボット機構18を使用しない他の例示的な動作モードでは、先行するツールヘッド40bによって保持された2×6アレイの物品集団が、第2のコンベヤ88上の横方向レーン仕切板116間に置かれる。縦方向レーン仕切板は含まれていない。次いで、直後に続くツールヘッド40aが、自体が保持する2×6物品アレイを、次の横方向レーン仕切板116の両側に置く。完全な2×6アレイと別の2×6アレイの半分(言い換えると1×6アレイ)を一緒に横方向レーン仕切板116間に置く操作を繰り返す。このようにすると、第2のコンベヤにおいて、物品が、3×6配置の集団に集団化される。横方向ラグ116によって運ばれている後続の物品(この場合には1×6アレイ)が先行する2×6アレイに追いつくことにより、2×6アレイと1×6アレイとが単位集団としてまとまるように、第2のコンベヤ88は、横方向ラグ116よりもわずかに遅い速度で移動することが好ましい。次の3×6アレイが形成されるときには、1×6アレイが先行するが、この集団は、より低速の第2のコンベヤ88によって運ばれ、一方、後続の2×6アレイは、わずかに高速の横方向ラグによって運ばれ、その結果、2×6集団が先行する1×6集団に「追いついて」、3×6単位アレイを形成する。]
[0060] この動作モードを、別の分割の集団、例えば5×6または5×4物品アレイを形成するために、選択された2×6アレイ(または他のサイズのアレイ)の送達のタイミングが、第2のコンベヤ88の速度および横方向レーン仕切板116の立上がりに対して調整されるような形で、変更することができることを理解されたい。]
[0061] 示した実施形態の他の変形形態では、1つのもしくはそれぞれのツールヘッドもしくは要素40a〜40jを、分割可能なヘッドを有するように形成することができ、または、1つのもしくはそれぞれのツールヘッドもしくは要素40a〜40jが、分離可能で相対的に移動可能な2つのヘッドからなることができ、あるいは、各ヘッドの真空カップピックアップツール114を可動とすることができる。例えば、それぞれが2×2に配置された物品の集団を取り上げることができる隣接して配置された2つのツールヘッドから、複合ツールヘッドが形成される。これらの2つのヘッドは協力して、2×4個の物品からなる集団を掴み、持ち上げることができ、送達し、第2のコンベヤ88上に置いた後に、この集団を分離して、2×2個の物品からなる別個の2つの集団を配置することができる。あるいは、または加えて、その1つのもしくはそれぞれのツールヘッドの真空カップまたは他の把持ツール114を、相対的に可動とすることができる。例えば、ツールヘッドのスライドバー(図示せず)上に、各把持ツールを滑動可能に取り付けることができ、自動ピストンを使用して、各把持ツール114の相対位置を操作する。このようにすると、第2のコンベヤ上に物品が置かれるときに、物品を間隔を置いて配置することもできる。このようにすると、積み替え機構がさらに、物品を置くときに、第2のコンベヤ上で物品を再配置するように動作する。このような実施形態では再配置機構18が不要である。]
[0062] 例えば、ツールヘッドが、2×8アレイとして配置された16個の可動把持ツール114を備える。このツールヘッドは、第1のコンベヤ90と整列して、入来ストリームから一団の物品、2つのそれぞれのストリーム100、102から8つの物品を取り上げる。次いで、そのツールヘッドが結合した独立駆動式のアームが、コレートされたこの集団を、第2のコンベヤ88の上方で回転させ、移動させるように動作する。任意選択の横方向レーン仕切板116と整列すると、送達を実行するため、ツールヘッドは下げられ、ツールヘッドの速度が第2のコンベヤの速度に整合される。ツールヘッドが下げられると、把持ツール114は、ツールヘッドのx−y方向に移動して、選択された2×8アレイの間隔をあけ、包装機械が必要とする1つの2×2アレイと1つの2×6アレイ、または4つの2×2アレイ、または2つの2×4アレイを形成する。]
[0063] 以上の説明を読むと、本発明が、包装機械および物品操作の分野における改良を提供することが理解される。物品処理システム10、ならびにシステム10の調整器86、ロボットディバイダ30および再配置機構18の各サブアセンブリは、適合性および融通性のある効率的な物品の再配置を提供する。不規則なまたはメータリングされていない物品ストリーム14を、いくつかのコーナを経由して運び、不規則な経路をたどらせて、物品のピッチを調節するメータリング装置をそれぞれが有するシステム内のさまざまな2次処理ステーションに供給することもできるが、他の実施形態では、マスコンベヤ12の出力のところに調節器86が配置され、各2次処理ステーション28、34に供給される物品ストリーム14が既にメータリングされており、これらの2次処理ステーション28、34が、追加の調節器86を必ずしも備えないことが理解される。]
[0064] 本発明の範囲内において他のさまざまな変更を加えることができる。例えば、2×6アレイの物品を持ち上げるツールヘッドを有するロボットディバイダ30を使用することで、より幅の広い出行ストリーム32を形成することを説明したが、広範囲の配列が可能なツールヘッドも予想されることを理解されたい。実際、36物品よりも大きな配列の物品を包装することが珍しいマルチパック包装の分野では、上述のシステムは適合性のあるシステムを提供する。しかしながら、入来物品ストリームよりも幅の広いメータリングされ、編成された物品ストリームを形成する機構は有利であり、本明細書に記載したロボットディバイダ30のアセンブリを使用して、物品3つ分、4つ分、5つ分および6つ分以上の幅を有する編成されたストリームを形成することができる。物品7つ分以上の幅を有するレーンも達成可能だが、非常に幅の広いレーンを形成する場合には利点が失われることを理解されたい。]
[0065] 物品6つ分の幅および適当な横方向レーン間隔を有する出行ストリームの形成は、少なくとも以下の配列の物品の再配置を可能にするため、2×6配置を持ち上げることができるツールヘッドを使用することが好ましい:1×4、1×5、1×6、2×2、2×3、2×4、2×5、2×6、3×4、3×5、3×6、4×4、4×5、4×6、5×5、5×6および6×6。これらの配置は全て、他の配列とともに、マルチパック包装の分野で使用されており、具体的には述べないが、本明細書に記載した装置によって形成可能である。さらに、このリフティングツールは、異なるフォーマットをとることができ、物品集団の2×4または2×3あるいは他の同様の配列だけを持ち上げるように構築することができることが予想される。実際、同じ選択ヘッド40aを使用して、12個未満の物品を同時に移動させることができることも予想される。ツールヘッド40a〜40jをそれぞれ、物品2つ分の幅を有する入来ストリームの端に移動し、2×4配置の物品を選択するように制御することができ、この場合には、後側の8つの把持ツール114だけが使用されることになる。このような実施形態では、12個の把握ツール114がそれぞれ利用される動作モードと同じ集団化された物品のスループットが必要な場合に、ロボットディバイダ30のより高速な動作が必要となることを理解されたい。したがって、2×6ツールヘッドを使用し、使用するときにはその全体を利用することが好ましい。]
[0066] 第1の位置から収集し、第2の位置に配置することができる物品の数および配置に関する大きな汎用性を提供するいくつかの方法で、本明細書に記載のロボットディバイダを適合させることができることが予想される。ここで、第1の位置と第2の位置は互いに対してある角度に配置されている。すなわち一直線に配置されていない。このようにすると、物品z個分の幅を有する入来ストリームの再配列およびメータリングを実施して、z×n配置の集団化も達成可能なように連続する集団から離隔しており、または離隔していない、物品y個分の幅を有するメータリングされたストリームを形成することができる。]
[0067] 機械の機構的側面を説明したが、主たる目的は、これらの要素の機能であり、開示した厳密なタイプ、サイズおよび/または配置ではないことを理解されたい。例えば、調整可能な幅スペーサを有するメータリングシステムを提供するため、ラグ104はテーパを有することが必要である。他の実施形態では、ラグ104が特に三角形ではない。他の実施形態では、物品ストリーム14内へのラグ104の挿入深さを変更するのに、第1または第2のラグチェーンテーブル94、96を移動させるのではなしに、物品ストリームのコンベヤを移動させる。ラグ104と物品ストリーム14との間の相対移動が必要であり、本発明が、この相対移動を達成する本明細書に記載した手段以外のさまざまな手段を包含することは容易に理解される。第1および第2のラグチェーン92、94上の全てのラグ104の相対位置を同時に調整できることが好ましい。一実施形態では、ラグがそれぞれ、ラグチェーン92、94に広範囲に結合される。]
[0068] さらに、独立アームの移動を制御するカムシステムが好ましいが、本明細書に記載したロボットディバイダ30の具体的な構造に対する多くの変更が予想される。例えば、一実施形態では4本以下の独立アームが提供され、他の実施形態では6本以上のアームが提供される。独立アームは、サーボモータを含むある範囲の制御可能な駆動手段によって駆動することができる。他の実施形態では、代替の幅を有する物品ストリームの形成を容易にするために、1つまたは複数の独立アームが、サイズの異なるツールヘッドを備えることが予想される。予想される他の実施形態では、各アームに関連付けられた駆動手段50が、それが駆動する独立アームと一緒に回転しない。再配置機構について言うと、一連の蝶番式アーム130a〜130dを説明したが、他の実施形態では、ツールヘッド122a〜122hの移動が、カム/カムフォロアシステム、ピストンシステムまたは他の知られている機械式移動法によって達成されることが予想される。]
[0069] 本明細書で使用するとき、「〜の中」、「端」、「上へ」、「下へ」、「側」などの方向に関する表現は、記載したフィーチャをそのような方向に限定せず、単に、相対的な方向を互いに区別する役目を果たすことを認識されたい。]
[0070] 10物品処理システム
12マスコンベヤ
14物品2つ分の幅を有する物品ストリーム
16 第1のジャンクション
18再配置機構
20 第2の再配置機構
22 第1の包装機械
24 第2の包装機械
26フィルタリングガイド
28 第1のサブアセンブリ
30ロボットディバイダ
32 第2の物品ストリーム
34 第2のサブアセンブリ
36星形車
38a〜e独立アーム
40a〜eツールヘッド
42ローディングセクション
44アンローディングセクション
46 第2のメータリングセクション
48再配置セクション
50 駆動手段
52 垂直カム経路
52a 下オリエンテーションカム経路
52b 上オリエンテーションカム経路
54円形ガイド
56軌道カムフォロア
58 軌道カム経路
60ツールオリエンテーションカム経路
62 垂直カム経路をたどるための構成部品
64円形カム経路フォロア
66ドライブスプロケット
68中心ハブ
70シャフト
72回転軸
74 垂直カム経路をたどるための構成部品
76 軌道カムフォロア
78マウントないし垂直ガイド
80 マウント
80a 第1のオリエンテーションカムフォロア
80b 第2のオリエンテーションカムフォロア
80c 第3のオリエンテーションカムフォロア
80d 第4のオリエンテーションカムフォロア
82 回転コグ
84編成され、メータリングされた物品のストリーム
86調節器
88 第2のコンベヤ
90 第1の入来コンベヤ
92 第1のラグチェーン
94 第2のラグチェーン
96 第1のラグチェーンテーブル
98 第2のラグチェーンテーブル
100 第1のレーン
102 第2のレーン
104ラグ
106 作用リーチ
108戻りリーチ
110インターセプションリーチ
112 第2のガイド
114把持ツール
116 レーン仕切板
118 軌道カム経路の第1の直線部分
120 軌道カム経路の第2の直線部分
118a 上オリエンテーションカム経路の第1の直線部分
120a 上オリエンテーションカム経路の第2の直線部分
118b 下オリエンテーションカム経路の第1の直線部分
120b 下オリエンテーションカム経路の第2の直線部分
122a〜h 再配置機構ツールヘッド
124a 第1のレーン
124b 第2のレーン
124c 第3のレーン
124d 第4のレーン
124e 第5のレーン
124f 第6のレーン
126a 入来集団
128a〜c 再配置された集団
130a〜dアーム
132コントローラ
134プラットホーム
136a 第2のツールヘッド
138回転アーム
B 瓶
Y ロボットディバイダの回転方向
Oアウトフィード方向
Xインフィード方向]
权利要求:

請求項1
入力から物品を移動させるための第1のコンベヤと、前記第1のコンベヤに対して直線でないある角度に配置された、物品を出力へ移動させるための第2のコンベヤとを備える物品配列システムであって、前記第1のコンベヤから前記第2のコンベヤへ物品を積み替えるための機構を備え、前記機構が、前記第2のコンベヤへ積み替えられたときに、前記物品が、メータリングされた隣接するレーン内に配置されるような、前記第1のコンベヤによって運ばれた物品の再編成を容易にするように構築され、配置されており、前記第2のコンベヤによって運ばれる物品のメータリングされた隣接するレーンの数が、前記第1のコンベヤによって運ばれる物品の隣接するレーンの数よりも大きく、物品を積み替える前記機構が、物品の配列された集団を第1の位置から第2の位置へ積み替えるために、物品を配列された集団としてリリース可能に把持するようにそれぞれが構築され、配置された1つまたは複数の要素を備え、前記要素がそれぞれ、前記第1の位置と前記第2の位置との間を可変の角速度で移動することができるような方式で、前記第1の位置と前記第2の位置との間を前記要素の他の要素に対して独立に移動可能である、物品配列システム。
請求項2
前記積み替え機構が、横方向の物品の数と縦方向の物品の数がN×Wになるように配列された集団としていくつかの物品を持ち上げ、前記集団を、前記いくつかの物品が、横方向の物品の数と縦方向の物品がW×Nになるように配列された集団として前記第2のコンベヤ上に下ろされるような方式で、前記第2のコンベヤへ積み替え、操作するように動作可能であり、NおよびWがそれぞれ整数であり、WがNよりも大きい、請求項1に記載の物品配列システム。
請求項3
N=2およびW=6である、請求項2に記載の物品配列システム。
請求項4
物品を積み替える前記機構の下流に配置された再配置機構を備え、前記再配置機構が、1つまたは複数の物品を持ち上げ、配置しなおし、下ろし、それによって、前記第2のコンベヤによって運ばれる、より多くのメータリングされた隣接するレーン内に配置された前記物品を再配置して、異なる配列を有する物品の出行ストリームを形成するように動作可能である、請求項1から3のいずれか一項に記載の物品配列システム。
請求項5
請求項1から4のいずれか一項に記載の物品配列システム内で使用する積み替え装置であって、各要素が、各要素を回転運動させるための独立に制御可能なアームに取り付けられており、各アームが、各アームの移動を独立に制御できるような形で、それ自体の駆動手段に結合されている、積み替え装置。
請求項6
各独立アームの前記駆動手段が各独立アームに固定されており、前記独立アームと一緒に移動する、請求項5に記載の積み替え装置。
請求項7
物品をリリース可能に把持する要素がそれぞれ、第1のガイド経路に結合された第1の可動マウントによって独立アームに取り付けられており、前記第1のガイド経路が、第1の次元または平面内における前記独立アームに対する前記第1の可動マウントの位置を制御し、それによって、前記第1および第2のそれぞれの位置における前記要素の位置、ならびに前記第1の位置と前記第2の位置との間における前記要素の位置を制御するように構築され、配置されている、請求項5から6のいずれか一項に記載の積み替え装置。
請求項8
各アームの前記独立に制御可能な駆動手段が、第1のコンベヤによってその第1のコンベヤと同じ速度で運ばれる物品の隣接するレーンのそばに要素を駆動するように動作可能であり、かつその要素を、第2のコンベヤの隣接するレーンのそばに、その第2のコンベヤと同じ速度で駆動するように動作可能である、請求項5から7のいずれか一項に記載の積み替え装置。
請求項9
第1のコンベヤの速度と整合した状態と第2のコンベヤの速度と整合した状態との間で、前記要素が、前記第2のコンベヤのレーンと整列した状態で前記第2のコンベヤに到達し、前記第2のコンベヤの速度と整合するような適当な角速度で前記要素を駆動するように、前記制御可能な駆動手段が動作可能である、請求項8に記載の積み替え装置。
請求項10
各要素が、把持ツールのアレイを備え、各把持ツールが、物品をリリース可能に保持するためのものであり、前記把持ツールのアレイの各把持ツールが、前記要素が取り上げ、配置する物品の相対的な間隔を調整するために互いに対して可動であるような形で、前記要素に取り付けられている、請求項5から9のいずれか一項に記載の積み替え装置。
請求項11
一連の可動横方向仕切板を備える第2のコンベヤとともに使用する請求項5から9のいずれか一項に記載の積み替え装置であって、前記積み替え機構が、前記移動横方向仕切板の一方の側に、単一の物品集団の第1の部分を下ろし、前記横方向仕切板のもう一方の側に、前記単一の物品集団の第2の部分を下ろすように動作可能である、請求項5から9のいずれか一項に記載の積み替え装置。
請求項12
請求項1から4のいずれか一項に記載の物品配列システム内で使用する再配置機構であって、移動している入来物品ストリームに対して動作するように動作可能であり、1つまたは複数の物品を同時に掴むように動作可能な1つまたは複数のツールを有し、前記ツールが、ローディングする第1の位置において物品を把持し、持ち上げるために、前記移動しているストリームの速度と整合するように動作可能であり、アンローディングする離隔した第2の位置において、前記移動しているストリームの速度と整合するように動作可能であり、前記第2の位置が、前記第1の位置に対して縦方向および/または横方向に離隔するような形で、前記移動している物品に対する上流側または下流側の速度および/または位置、ならびに/あるいは前記移動している物品に対する横方向位置を変化させるように動作可能であるような方式で、前記1つまたは複数のツールが、前記移動している入来物品ストリームに対して移動可能であり、それにより、前記再配置機構が、入来物品ストリームを、前記入来物品ストリームの配列とは異なる配列を有する離隔した集団として、出行物品ストリーム内へ再配置するように動作可能である、再配置機構。
請求項13
請求項1から4のいずれか一項に記載の物品配列システム内で使用する装置であって、物品のストリームをメータリングするのに適し、規則正しく配置された一連のラグを備え、ラグがそれぞれ前縁および後縁を有し、前記前縁と前記後縁とが互いに対してテーパを形成し、テーパの付いたそれぞれのラグが物品ストリーム内へ挿入される程度を変化させる手段によって、前記装置がメータリングする物品間の間隔を調整することができる、装置。
請求項14
前記規則正しく配置された一連のラグを保持するエンドレスコンベヤを備え、前記エンドレスコンベヤが、隣接する物品間に配置された前記規則正しく配置されたラグによって、物品を、規則的なピッチで運ぶ作用リーチを備え、前記前縁および後縁が、エンドレスコンベヤから最も遠い前記ラグの先端から、エンドレスコンベヤに最も近い前記ラグの後部へ、前記ラグの幅が増大するように成形されており、メータリング中の物品のストリームに対する前記ラグの位置を調整することによって、それぞれのラグが、隣接する物品間のより大きなまたはより小さなスペーサとなるように、前記ラグが配置されており、それによって、前記装置を、第1の幅を有する物品の第1のストリームをメータリングし、続いて、異なる第2の幅を有する物品の第2のストリームを、同じ規則的なピッチでメータリングするように適合させることができる、請求項13に記載の装置。
請求項15
物品を処理する方法であって、(i)隣接する物品N個分の幅を有する入力ストリームとして物品を提供する段階と、(ii)前記入力ストリームから、幅N物品、長さW物品の配列を有する物品の集団を選択する段階と、(iii)選択した前記集団を連続的に回転させて、幅W物品、長さN物品の配列にする段階と、(iv)回転させた前記選択した集団を、出力へ同時に積み替えて、出力物品ストリームを形成する段階であり、前記物品が、メータリングされた隣接するレーン内に配置され、前記出力内のメータリングされた隣接する物品レーンの数Wが、入力ストリーム内の隣接する物品の数Nよりも大きい、段階とを含む方法。
請求項16
1次処理装置のアウトフィードから、1つまたは複数の2次処理装置へ、物品をストリームとして送達するように構築され、配置された1次コンベヤを備え、前記2次処理装置がそれぞれ、前記1つまたは複数のそれぞれの2次処理装置によってメータリングされ、配列された物品ストリームが形成されるような形で、物品をメータリングし、配列するための手段を備え、前記1つまたは複数のそれぞれの2次処理装置が、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品配列システムおよび/あるいは請求項13または14に記載のメータリング装置を備える、物品処理システム。
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